白髪染めで失敗しないための準備。100円ショップで揃えよう

白髪対策

 

自宅の洗面所やお風呂で気軽にできる白髪染めですが、月に1度くらいのことなので、いざ始めようと思うと「アレがない、これがない」とアタフタすることもしばしば。

気になる白髪を見つけたときに、ササッと白髪染めができるようにあらかじめ「白髪染めグッズ」を準備しておくといいですね。

ここでは、自宅で白髪染めをするときに用意しておくものを見ていきましょう。

 

白髪染めをするときの道具

ヘアブラシ・コーム類

ヘアブラシやコーム類は、あらかじめ白髪染めの製品と一緒に入っているものや、最初から製品と一体化しているものもあります。
白髪染めの製品によって、やり方がそれぞれ違うので、使用する製品の説明書をよく読んで正しいやり方で行いましょう。

ヘアブラシやコームは白髪染め剤を頭皮全体に伸ばすときに使用します。白髪染めの種類によって、染料を手で髪に直接塗布した後、ブラシやコームで髪をとかしながら全体になじませる方法と、ブラシやコーム類に白髪染め剤をつけて髪に伸ばしてなじませる方法があります。ヘアブラシやコームを使って白髪染め剤を頭皮に広げなじませるため、白髪染め剤が髪全体に行き渡り、色ムラが出にくくしっかり染まります。

 

ヘアクリップ

髪の毛の長さや毛髪量によって違いますが、ヘアクリップを2~3個は用意しておくと、髪をブロッキング(小分け)しながら染めることができるので便利です。

 

ワセリンやコールドクリーム

髪の生え際を白髪染めをするときは、どうしても顔の表面に白髪染め剤がついてしまいます。
白髪染め剤がついてしまいそうなおでこや首回りにはワセリンや油分の多いコールドクリームをあらかじめ塗っておくと、白髪染めがついたときにも落としやすくなります。

 

手袋

白髪染め剤を手で直接塗りつける場合、皮膚ついてしまった薬剤はなかなか色が落ちません。そのため、白髪染め剤を使用する手には、手袋を着用することをおすすめします。白髪染め製品と一緒に付属品として入っていることが多いのですが、薄手のビニール手袋(透明や黒)はドラッグストアや100円ショップなどで売っています。

 

イヤーカバー

耳に白髪染め剤がついてしまうのを防ぐために使用するのがイヤーカバーです。イヤーカバーはナイロン製の袋で、ドラッグストアや100円ショップなどに売っています。

 

ケープ

白髪染めをするときに洋服を汚さないように首から下をケープで覆っておきます。ケープは白髪染め製品と一緒に入っていることもありますし、100円ショップなどでも売っています。

 

白髪染めをするときは、鏡を見ながら塗布した部位を確認します。お風呂や洗面所には鏡はついていますが、手鏡があると頭の後ろ側まで見られるので色ムラや染め残しがないかを確認することができます。

 

新聞紙

洗面所で白髪染めをするときは、床や壁に白髪染め剤が飛び散ったり落ちたりしても良いように新聞紙などを敷いておくと安心です。

 

濡れタオルやティッシュ

白髪染め剤が頭皮以外の顔や耳についてしまったとき、すぐに拭き取れるように身近な場所に置いておきましょう。

 

ラップやシャワーキャップ

白髪染めの製品によっては、白髪染め剤を頭皮に塗布した後、髪にラップを巻く場合があります。ラップを巻くことで髪に白髪染め剤が染まりやすく、さらにシャワーキャップをすると保温状態をキープできるため一層白髪が染まりやすくなるようです。

 

前開きの汚れてもいい服

頭皮に完璧に白髪染めを塗った後、いざ、お風呂で髪を洗おうとしたとき「あ!洋服が脱げない!」という経験をした人も多いことでしょう。白髪染めは洋服についてしまうと落とせないので、白髪染めをするときには、汚れても良い前開きの洋服を着用しましょう。月に1度は白髪染めをするという人は白髪染め専用に1枚用意しておくといいですね。

 

装飾品ははずす

メガネ、コンタクトレンズ、イヤリング、ピアス、ネックレスなどの装飾品は、はずしておきましょう。

 

 

白髪染めを美しく成功させるには

髪の汚れを落としておく

髪が汚れていたりワックスやムースなどの整髪料をつけていたりする場合は、先にそれらを洗い流し、髪を乾かしておきます。

 

白髪染め剤を室温に戻す

寒い場所に置いてあったヘ白髪染め剤は、通常の室温に置いてから使用しましょう。(室温は20~30℃が基準)
温度が高い方が、白髪染め剤の反応が早く染まりやすいようです。逆に、温度が低い方が反応は遅くなり、染まりにくいといえます。

 

白髪が気になる部分には多めに塗る

白髪が気になる生え際や染まりにくい部分には、白髪染め剤を多めに塗るとよいでしょう。

 

放置時間を厳守する

髪質によって染まりやすい人と染まりにくい人がいますが、基本的には製品の説明書に記載のある放置時間を守りましょう。

 

髪が濡れている状態はNG

髪が濡れているときはキューティクルが剥がれやすい状態になっています。強めのタオルドライや濡れたままのブラッシング、髪が濡れたままで寝る習慣を避けて、髪の毛同士がこすれ合わないように注意しましょう。

とはいえ、髪を乾かすドライヤーの熱にも気をつけましょう。ドライヤーの熱を強く当てすぎて髪の水分が失われてしまうと、キューティクルがめくれ上がってしまい痛みの原因に繋がります。

 

白髪染めの色素を守る

白髪染めの染料は、紫外線を浴びると変色してしまうことがあります。外出するときには帽子を被るなどして白髪染めの色素を守りましょう。

また、プールで使用される塩素系消毒剤には漂白作用があり、白髪染めの色落ちの原因にも繋がります。白髪染めした直後にパーマをかけるのも白髪染め剤が変色する恐れがありますのでできるだけ避けた方がよいでしょう。

 

 

白髪染めのパッチテストをする

まず、一番重要なポイントは、あなたの体に白髪染めの成分が合うか合わないかを調べることです。これまで白髪染めをして何も問題がなかった人でも、使用する製品を変えたり、体質が変わったりしてある日突然、アレルギー反応が起こるケースがあります。

そのため、酸化染毛剤の白髪染め製品を使用するときには、必ず、白髪染めをする48時間前にはパッチテストを実施しましょう。

パッチテストではだや体調に異変が起こらなければすぐに白髪染めを開始してください。

パッチテストのやり方は、使用する白髪染め製品の商品説明書に記載されている内容を確認し、正しいやり方で行いましょう。

パッチテストした部位やその周囲にかゆみや発疹、蚊に刺された後のような腫れなどの反応があった場合は、白髪染めがあなたの体質にあっていない証拠ですのでテストした白髪染め剤をすぐに洗い流し、白髪染めはしないでおきましょう。

また、パッチテストで48時間の経過観察する理由は、遅延型アレルギー反応を調べるためです。遅延型アレルギーは、白髪染め剤を塗布した後、数時間経ってからかゆみや発疹が発症するケースがあり、塗布してから48時間後に最も強い反応が現れるといわれています。

このような、肌に異変が起きたときには、白髪染め剤を塗布した部分に触れず、すぐに荒いかがして白髪染めはしないでください。

白髪染めをする際には、それぞれの製品に記載された説明書をよく読んで正しい方法で行いましょう。

 

 

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