シワがコーヒーで消えるってホント?その原因はポリフェノールにあった

しみ・シワ対策

あなたは「顔のシワはコーヒーを飲むと消えるよ!」と言われたら信じますか?

コーヒーを飲んで気になる顔のシワが消えるなら何杯でも飲みたい!という人もいるかもしれませんね。実は、シワは毎日コーヒーを飲むことで目立たなくする効果が期待できます!

では、コーヒーを飲んで顔のシワを目立たなくするには、どのようなことに気をつければいいのでしょう?そこで今日は、シワが消えるとウワサのあるコーヒーとシワの関係について調べてみました。

 

 

シワがコーヒーで消える研究をしている神戸大学の研究グループの結果

神戸大学名誉教授の市橋正光氏のグループが発表した研究結果報告によると、1日2杯以上のコーヒーを飲むと、シミの抑制効果が認められたそうです。コーヒーを毎日の摂取する習慣がある人のシミの発生とコーヒーを摂取する関係を調査した結果、「コーヒーを摂取している人のほうがシミが出にくい」という結果が出ました。

コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノール(抗酸化物質)が含まれ、その働きによって、シミの原因とされる色素成分のメラニン生成が約3割、抑えられることが研究結果からわかったそうです。現在も引き続き、クロロゲン酸とシワの関係の研究は続けて行われています。

コーヒーに含まれるポリフェノールの抗酸化作用が、シミ対策にはとても重要なのです。

 

 

シワを目立たなくするコーヒーに含まれるクロロゲン酸とは

毎朝、眠い目を覚ますために飲むモーニングコーヒーや、仕事の休憩タイムにホッと一息つくときになにげなく飲んでいるコーヒーですが、コーヒーが体や美容効果があることは、さまざまな研究によって科学的証明がされつつあります。

コーヒーに含まれるポリフェノールの一種である『クロロゲン酸』という物質は、人間の肌にとってプラスに働き美肌を作るうえでは大きな味方になってくれます。

クロロゲン酸は肌にとって天敵と言われている活性酸素を除外することができます。活性酸素とは、肌の酸化をもたらす物質で、肌の老化を加速し免疫力まで低下させるトラブルの元といえるでしょう。

例えば、紫外線を浴びることは酸化の大きな原因のひとつで、日焼けした時、肌のメラニンが生成されて肌が黒くなりますよね。それは、チロシンというアミン酸が酸化することによって引き起こされ、その酸化が蓄積することでシミやシワなどの肌トラブルの原因となるのです。

活性酸素は、シワの原因、美肌の天敵です。

コーヒーに含まれるポリフェノールの一種である『クロロゲン酸』は、抗酸化作用が備わっているため、活性酸素を除外することができ、シワの原因を少なくすることができます。

活性酸素は、肌が老化していくことで起こるシワの原因ですので、肌には有害な物質といえます。そこでコーヒーに含まれる『クロロゲン酸』が活躍し活性酸素を肌から減らしてシワを目立たなくしてくれるのです。もちろん、シワ自体の予防にも役立つでしょう。

コーヒーに含まれているクロロゲン酸は、活性酸素を除去する働きがあるため、同時にメラニンの生成も抑制してくれます。つまり、シミの発生予防にも期待できるというわけです。

 

 

シワを消すために飲む1日のコーヒーの摂取量の目安とは

神戸大学名誉教授の市橋正光氏のグループが発表した研究結果報告によると、1日2杯以上のコーヒーということでしたが、「1日に何杯」と計算するよりも、1日のポリフェノールの摂取量で考えるといいですね。

1日に1000ミリグラムのポリフェノールを摂取すると、抗酸化作用が効果的に得られると言われています。1日に1000ミリグラムを摂取するためにはコーヒーで5杯、お茶で10杯ほどです。

飲料だけで1000ミリグラムのポリフェノールを摂取するのは大変という人は、毎日の食事の中で、野菜や果物から摂取すると良いでしょう。

 

ポリフェノールを多く含む食品

ココア、チョコレート、なす、カシス、ブドウ、ブルーベリー、そば、かんきつ類、玄米、豆類、生姜など

 

 

コーヒーでシワが消えるってホント? まとめ

「コーヒーを飲みすぎると体に悪い」と罪悪感を感じている人もいるようですが、実は毎日飲むコーヒーは美容や健康に役立つ飲み物なんです。

私もコーヒーが大好きで1日5杯は飲んでいます。でも、加齢とともに目立つシワやたるみが消えるなんて全然気がつきません!ということは、コーヒーを飲んでいなかったら、もっともっとシワだらけだったのかも…

コーヒーのクロロゲン酸の抗酸化作用によってシワが改善できるというのはどうやら本当のようです。

コーヒーは私たちの生活の中でも身近な飲み物なので、積極的に飲んでいるとシワ改善に取り組んでくださいね!コーヒーはシワの改善に有効ですが飲みすぎにはご注意を!

 

 

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